ピロリ菌の感染疑い:EPISODE 4

前回の経過観察より二週間経過して、視覚的な検査として胃カメラを飲んできました。
胃カメラを飲むのは10年ぶりです。

肝心の胃痛の方はと言うと、時折ピリッとした痛みがあるものの、薬を飲み続けているからか日常生活には支障ありませんでした。

朝イチだと言うのに病院に着くと、この時期特有でしょうか、とてつもない人数の人が待合室にいました。
予約をしていましたが、「マジか…下手すると待つのか…?」と心配していたところ、あっさり奥に通してもらって安心しました。

看護師さんより胃の動きを落ち着かせる点滴などをしてもらって、「確か、胃カメラをスムーズに入れるために、喉奥を麻痺させるゼリー状の薬を口に含むんだよな。あれが地味に辛い…。」と考えながら、点滴が効くまでしばし待機します。

ベッドに横になって待っていると先生登場。
ここまで来たらもう逃げられません。

すっと胃カメラを口に流し込まれました。
スルスルと入っていきますが、途中引っかかるような感覚の箇所があって、先生が「頑張って飲み込もう。」とおっしゃられ、ゴクンとするとさらにスルスルと入っていきました。

胃を洗浄するために水を出しているとのことで、お腹のあたりから水の音が聞こえて奇妙な感覚です。
また、胃を膨らませるために空気も入れているそうですが、バリウムの時のそれとは違って特にゲップを我慢する必要なく、というかそれどころじゃない状態です。

胃の検査が終わると、「念のために十二指腸も診ておこうか。」と、先生は胃カメラをさらに奥へと誘います。
胃の出口及び十二指腸の入り口付近で引っかかる感触があって若干苦しいところですが、乗り越えると意外と胃より苦しくありません。

時間にして10分くらいで、胃及び十二指腸撮影大会は終了しました。

そして少し休憩したあと、先生より撮影した画像を見ながら説明がありました。

画像は生々しいので掲載を割愛しますが、ひとまずガンや潰瘍の類はなし!
先生の説明を聞きながらだと、素人でもわかるくらい胃が少し荒れていました。
ポツポツとグレー状の点が点在していたり、胃の壁面がまだら模様になっていたりと、明らかに正常ではないことが分かります。

先生によると、ここ5〜6年で“こういった状態はピロリ菌が原因であろう”と言われるようになってきたそうです。

胃カメラによる喉の炎症を抑えるトローチと、薬と記念撮影した写真をもらって終了です。

ピロリ菌除去のための薬を7日分。

  • タケキャブ錠 20mg
  • クラリシッド錠 200mg
  • サワシリンカプセル 250mg

ピロリ菌除去が終わった後の薬を14日分。

  • ザンタック錠 150mg
  • ガストローム顆粒66.7% 1.5g

薬をきちっと飲んでも、除菌率は90%とのことです。
また、強い抗生剤によってまれに蕁麻疹や腹痛などの副作用がでるとのことで、どちらかと言うと副作用の方が怖いですね。

今回支払った金額は、5,890円でした。
次回は三週間後に通院です。

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